【F1】2008年シンガポールグランプリにおけるルノーF1チームの行為に関するFIAの裁定について
背景
2008年シンガポールグランプリにおいて、当時ルノーF1チームドライバーであったネルソン・ピケが
クラッシュし、セーフティーカーが導入されました。
このピケのクラッシュが故意であったとの嫌疑により、2009年9月21日(月)にパリFIA
本部にて、ワールド・モータースポーツ・カウンシルによる聴聞が行われ、その結果、ルノーF1チームは
有罪と判定され、2011年シーズン終了までの執行猶予の付いたFIAフォーミュラワン世界選手権
参加資格永久停止の処分が下されました。これは、チームはこれまで通りレースに
参戦し続け、2011年シーズン終了までに新たなレギュレーション違反がなければ、
参加資格永久停止の処分は執行されない、というものです。
この裁定を受け、ルノーF1チームから以下の公式発表が行われました。
なお、この聴聞に先立つ2009年9月16(水)に、チームは、マネージング・ダイレクターのフラビオ・
ブリアトーレと、エグゼクティブ・ダイレクター・オブ・エンジニアリングのパット・シモンズ両名の
チーム離脱を発表しています。
以下、2009年9月21日チーム発表全文
2008年シンガポールグランプリに関するワールド・モータースポーツ・カウンシルの裁定を受け、
ルノーF1チーム代表のベルナール・レイは、パリに参集したメディアに対し、以下のコメントを
発表しました。
「本日、ワールド・モータースポーツ・カウンシルの場に我々がいるという事実は、大変嘆かわしい
ことです。これまでの経緯をふまえ、我々は独自に調査をしました。その結果、先週FIAに対し、この嫌疑
に関し我々は争わず、シンガポールでの事件に関する自身の責任を負うこと、また即座にチーム内において
しかるべき処置を取ったことを伝えました。」
「今日、我々はカウンシルが下した裁定に異議なく従います。この許されない行いに関し、F1関係者に全面的に
謝罪します。我々全てがこの一件を早く乗り越え、将来に向けて前向きに取り組んでいけることを、
心から希望しています。
更なる情報については、2、3日中に発表します。」



