ルノーの安全

ヒューマンファーストプログラム

自動車の安全に対するルノーの取り組み

ヒューマンファーストプログラム

すべての道路利用者の安全性向上
データ共有、衝突試験、本格的な安全訓練。ルノーは交通事故の件数・被害の縮小に全力で取り組んでいます。

研究者、専門家、消防士の協力を得て開発されたルノーの「ヒューマンファーストプログラム」の目的はただ一つ、「すべての道路利用者の日々の安全性向上」です。

up to

32

ADAS(先進運転支援システム)

over

60

セキュリティ機能

over

2000

安全関連の特許出願件数(1)

over

5000

訓練を受けた消防士の人数(2)

(1) 1969年以降

(2) 17カ国の合計

ルノーと消防士の特別なパートナーシップ

ヒューマンファーストプログラムの枠組みの一環として、ルノーはアメリカ同時多発テロやノートルダム大聖堂の火災のドキュメンタリー制作で受賞歴のあるノーデ兄弟と手を組み、グループと交通安全チームの極めて緊密な協力関係にスポットライトを当て、映像として残すことにしました。このエンジニアリングと研究開発の連携は、救急隊が人命を救える可能性が高くなる貴重な「ゴールデンアワー」に対する、感動的な挑戦です。

消防士訓練

世界で唯一、エンジニアリング部門に常任の消防団中佐を任命し、交通安全チームと日常的に連携しているメーカーとして、ルノーはわずか数年のうちに世界19カ国の5000人の消防士への訓練を実施しました!2023年以降も、すでにヨーロッパやラテンアメリカで新しいコースが計画されています。

ルノーのQRescue:救急隊を時間短縮で支援

フロントガラスとリアウィンドウに貼られた「QRescue」のQRコードから、消防士は自動車の「レスキューシート」にすぐにアクセスできます。

「レスキューシート」には、消防士が効率的かつ安全に作業するためのすべての情報が詰まっています。これを活用することで、ゴールデンアワー (6)内の貴重な救助救出の時間を約15分間短縮できます。

(6) 外傷患者に適切な治療を行わなければならない時間枠

ファイヤーマンアクセス

ルノーの高電圧バッテリーは、バッテリー自体が問題を起こさないように設計されていますが、外部的な原因で火災が起きる可能性は常にあります。火災がバッテリーに及んだ場合には、ルノーが新しく生み出した「ファイヤーマンアクセス」が、消火ホースを向けるべきバッテリーの心臓部を示します。これにより、数時間はかかっていた消火時間が数時間からわずか5分にまで短縮できるようになりました。

SD スイッチ

「SDスイッチ」はバッテリーを高電圧回路からただちに切り離します。

安全性の高い最先端車両

50年の間に、ルノーは交通事故被害者の数5分の1に減らすことに貢献してきました。すべての人の安全向上をさらに図るため、LAB(事故調査とバイオメカニクスに関する研究所)の専門家、600人に上るエンジニアとテクニシャン(整備士)が絶え間なく技術革新に取り組んでいます。特許出願件数は合計で2000件を超え、「ファイヤーマンアクセス」や「SDスイッチ」をはじめとする最先端技術を活用した機能が開発されています。

ADAS (先進運転支援システム)

ADAS (先進運転支援システム)

ADAS(先進運転支援システム)は、レーダーやカメラ、AIなどの先進的な技術を駆使して運転を支援します。ところが、自動的に作動する場合を除いては67%のドライバーが運転支援システムを使用していません(2019年SSHRC調べ)(7)。ルノーでは、この傾向を逆転させる取り組みを進めています。

(7) レーンデパーチャーワーニング(車線逸脱警報)、レーンキープアシスト(車線逸脱防止支援)、アダプティブクルーズコントロール、クルーズコントロール/スピードリミッター

ISOFIX (チャイルドシート)

乗員拘束装置

チャイルドシートを正しく装着されている子どもは、たったの25%です(10%は一切使用していない)*。このため、ルノーでは乗員安全向上のため、革新的な拘束装置を車両に搭載しています。

*観察調査/欧州プロジェクト/ベルギーIBSR調査

交通安全を日々向上

ルノーとPSAグループが共同設立したLABは、人間の行動も研究対象とする事故調査とバイオメカニクスの研究所で、交通事故被害者を減らすことを使命に掲げています。LABは交通事故による死亡者の数を50年で5分の1に減らすことに貢献しています。

未来のモビリティと安全性

ルノーの交通安全方針は、「意識を高める」「予防する」「正す」「守る」「救助する」という5つの分野に分かれています。例えば、セーフティ・スコア、セーフティ・コーチ、セーフティ・ガーディアンは、運転中の安全性に革命をもたらすものです。

H1ST VISION

H1ST VISIONは、より安全なモビリティの未来と、ルノーのヒューマン・ファースト・プログラムの研究開発ビジョンを具現化したものです。
ソフトウェア・レピュブリックのエコシステムに参加する12社によって共同開発されたコンセプトカーは、すべての道路利用者の安全に貢献するテクノロジーによるモビリティの未来像を体現しています。

安全に対する継続的な革新

ルノーは交通事故の減少に貢献するために、2つの現実的な戦略に対して常に革新を続けています。

  1. 事故の防止
  2. 初期対応者の作業の円滑化

安全に対する新たな進化は、安全運転に革命をもたらします。

ロードドライビングシミュレーター

自動車の動的挙動、運転支援システム、ドライバー情報システムのすべてをテストする革命的なツールであるロード イマーシブ シミュレーターは、安全性研究の大きな飛躍を象徴しています。

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