Renault Presse #072, FEBRUARY 2018

村田美穂子さん w/Renault LUTECIA GT

• 　日によっては雪が降ることもある12月の福島市内。郊外にあるあづま総合運動公園は見事なイチョウ並木で有名なスポットだけれども、見頃を終えて落ち葉となってしまっている。それでも遠くを眺めてみると、吾妻連峰の山頂付近は雪化粧で真っ白に。冬の本格的な訪れを知らせるサインだ。

　そんな真冬のあづま総合運動公園をドライブで訪れたのは村田美穂子さんだ。愛車の「ルノー ルーテシアGT」と隣り合わせに写っているのは長男の瑞輝くん。高校1年生ながら身長180cm以上であり、小学校からクラシックバレエを習い続けている。

　「息子が小さい頃、一緒に劇団四季の演劇を観に行ったんです。自分からバレエをやりたいと言って、今も習い続けているんですね。息子がバレエを大好きだから続けているように私もルノーが大好きで、ずっとルノー車を乗り続けています」

• 　村田さんが最初に乗ったルノー車は「ルノー 5（サンク）」。瑞輝くんが大きくなるとファミリーカーの「ルノー セニック」に乗り換え、その後は「ルノー メガーヌ」へ。2014年夏からルーテシアGTとのカーライフを送っているが、これで通算4台目のルノー車となる。

  • 　「私とルノーとの出会いは『ルノー 4（キャトル）』が最初でした。でもキャトルは運転が難しいから諦めて、サンクを購入したんです。メガーヌからルーテシアGTに乗り換えたのは、いつかルーテシアに乗ってみたかったから。現行のルノー車からルノーのエンブレム（ロザンジュ）が大きくなって嬉しかったですね」

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  • 　村田さんはルーテシアGTを試乗せずに購入。スポーツタイプのクルマを購入するのに走りを確かめたくなるものだが、なぜ試乗しなかったのだろうか。

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「子どもの成長など、ライフスタイルの変化に合わせてルノー車を乗り継いできましたが、すべて見た目重視で選んできました。通常のルーテシアではなくGTに決めたのは、なんとなく可愛いと感じたからですし、そもそもGTがスポーツタイプのクルマだということも知らなくて」

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  カルーテシア GT納車日の1枚。隣に停まっているメガーヌ GTとのお別れの日でもありました。

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  私のもう1台の愛車もルノー。ちょっとした買い物やお出かけに大活躍しています。

   

• • • 　村田さんには瑞輝くんの下に中学生の妹・かなめさんがいる。家族でルーテシアGTとともに出かけた思い出を聞いてみると、遠出したのは那須と仙台くらい。子どもたちが大きくなると、週末の予定は合わなくなり、日中はバラバラに過ごすことがほとんどだ。この取材の前日は会津の温泉で過ごしたそうだが、それも久々の出来事。それよりもルーテシアGTでの日常的な時間のほうが色濃い思い出になっているという。

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    •  「息子はバレエ、娘は学校と、それぞれの送り迎えの時間がドライブになっているのかもしれません。息子はバレエ中心の生活を送っているので、ルノーとバレエと私たちがフランスで繋がっている感じがする。一生懸命に練習してコンクールに出る彼を応援して、そのそばにルーテシアGTがあるのが素敵だなって」

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    • 　子どもたちの成長が落ち着いたときには、「日本国内の絶景と呼ばれる場所に行ってみたい」と美穂子さん。二人が安心して手離れできる頃にも、変わらずルーテシアGTに乗っていたいと願う。もしも愛車が変わっていたとしても、「必ずルノー車に乗ります」と断言する。

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• 「歳を重ねるごとに綺麗な場所に行ってみたい気持ちが強くなっていて。屋久島なんかに行けたりすると嬉しいですね。身近なところでは、福島には綺麗なりんご畑があるんですよ。季節になると、緑と赤のコントラストがすごいんです。ルノー車は佇んでいるだけで目立つから、どんな風に映るのかを確かめてみたいですね」