2018.04.13
RENAULT PRESSE #75 A Memorable Drive:大庭 康彦さんw/Renault KADJAR Bose
大庭 康彦さん w/Renault KADJAR Bose
今月発売された「ルノー カジャー」に先駆けて、2017年に日本で100台だけ限定販売された「ルノー カジャー Bose」。このクルマに運命を感じて購入したのが、大庭康彦さんだ。
「高齢の義母でも乗り降りしやすいSUVを探していて、たまたまルノー・ジャポンのホームページで見つけました。気に入ったのは、曲線を多用しているのに女性っぽくなりすぎず、優しい大人の男性を感じさせるデザイン。すぐにディーラーに行ったら、たまたま実車があったんです。限定100台しかないのに、気になったその日に出会えるなんて、なんだか縁を感じましたね」
以前の愛車は「ルーテシア R.S.」。ルノー車のハンドリングや足回りの良さは知っていたようで、走りの性能に不安はなかったという。大庭さんの住まいは富士山を望む静岡県三島市。クルマ好きの聖地である箱根も近い。
「クルマを乗り換えたら、まず箱根峠を走る。それが儀式なんです。もちろんカジャー Boseもその洗礼を受けていますよ。箱根を走れば、どんなクルマか理解できる。スポーツグレードのR.S.と比べて、SUVには過度な期待はしていなかったけど、走りがしっかりしていることに驚きました」
足回りはフワッとしているのにグッと粘る。ハンドリングも素直に切った分だけしっかりと曲がる。ルーテシア R.S.に近いものを感じたという。なにより感動したのはシートの良さだ。やわらかくフワッとしているのに、下の方でしっかりと支えてくれる。
「ドイツ車やイタリア車にも乗ってきましたが、ルノーのシートが一番いいですね。その本領を発揮したのはロングドライブです。仕事で長野県の飯田市まで約260kmを走る機会があったのですが、シートが良くて、長時間の運転でも疲れませんでした。加速も1.2Lエンジンとは思えないほど十分ですし、追い越しもスムーズでしたね」
その自動車道では、ユニークな出来事があったという。
「隣に並んだカングーが、こちらを見ながら写真を撮っていたんです。限定車だから珍しかったのでしょう。声を交わしたわけではありませんが、ルノーオーナー同士の仲間意識を感じてうれしかったですね」
大庭さんには、カジャー Boseに乗り始めて変わったことがある。車内での過ごし方だ。クルマ好きの大庭さん、運転中のBGMはエキゾーストノート(マフラーから聞こえるエンジン排気音)が定番で、あえて音楽をかけることはしてこなかった。しかし、せっかくBoseのオーディオを搭載しているのだからと、音楽を聴くようになった。
「臨場感があって、しっかりと聴けます。若いときにハマった大滝詠一や好きなクラシックを聴いていますよ」 購入から3 カ月、仕事が忙しく街乗りが中心で走行距離はまだ1,600km ほど。長男の塾の送迎には使っているが、妻・こずえさんとのドライブはまだ少ない。そこで仕事の合間を見つけて、隣町のフレンチレストラン「ヌーヴォサンス」へと連れ出した。二人の時間を取り戻すべく、近いうちに伊勢神宮へのロングドライブも計画している。
「350kmの道のりですが、乗り心地のいいカジャー Boseなら余裕だと思いますよ」
大庭さんは、これまで数多くのクルマを乗り継いできた。しかし、こずえさんによると「一目惚れで即決したのは、これが2台目」だという。「報告を受けたのは契約直前だったのですが」と苦笑する。
「以前に一目惚れしたクルマは、未だに手元に置いときたかったと思うことがあります」と少し未練がましそうな大庭さん。「カジャーBose」は、長く手元に置いておく愛車になることだろう。
省エネ制御を専門とする会社を経営。奥様のこずえさんと長男、義理の母と三島市内で暮らす。忙しい毎日を過ごすが、家庭婦人バレーチームの監督の顔も持つ。ちなみに、奥様もそのチームの選手のひとり。これまで10台以上のクルマを乗り継ぎ、ルノー車は2台目となる。
撮影協力 ヌーヴォサンス
静岡県沼津市大岡日吉1706-2
Tel 055-951-4410 Fax 055-952-6757
営業時間:ランチ 12:00-14:00 ディナー 18:00-21:00
定休日:月曜日
http://nouveausens.jp
※掲載情報は2018年4月時点のものです。