PERFORMANCES

PERFORMANCE

ルーテシア R.S.という市販車の性能を向上させることと、フォーミュラ1®での技術の追求は、ルノーでは組織内で影響しあい、お互いを進歩させるという好循環を生み出している。レースで培われた技術がフィードバックされた効率性の高いガソリンエンジン、6速EDC(エフィシエント デュアル クラッチ)トランスミッション+パドルシフトなどがルーテシア R.S.では組み合わされた。フォーミュラ1®への参戦によりエネルギーを最大かつ効率的に燃焼するという蓄積された技術が、サーキットから日常走行までオールラウンドでこなせるスポーツカーという独特の存在を生み出している。

POWER TRAIN

レースで培われた技術がフィードバックされた

スポーツドライビングのための1.6L ターボエンジン

スポーツドライビングのための1.6Lターボエンジン

ルーテシア R.S.のエンジンは毎日の運転を歓びに満ちた時間に変える。4気筒16バルブターボエンジンは、ルーテシア R.S. シャシーカップでは6,050回転で200馬力、そしてさらにルーテシア R.S. トロフィーでは6,050回転で220馬力を発生させ、わずか2,000回転から260N・mもの高トルクである。アクセルペダルとエンジンが直結したようなダイレクトな反応が得られ、どの回転域からアクセルを踏み込んでも比類なき瞬発力でルーテシア R.S.を加速させる。ルノー・スポールによって開発されたこのエンジンには、フォーミュラ1®レーシングカーから応用された先端技術DLC(ダイヤモンドライクカーボン)加工タペットが採用されている。燃料の消費量を抑える高いエネルギー制御力を備えており、6速EDC(エフィシエント デュアルクラッチ)トランスミッションとの組み合わせにより高効率なパフォーマンスを発揮する。ルーテシア R.S.シリーズは市販車の中でもハイレスポンスなスポーツカーとして認知されている。

6速EDC+パドルシフト

6速EDC+パドルシフト

トランスミッションは、6速EDC(エフィシエント デュアル クラッチ)。変速スピードの速さ、ダイレクト感に優れ、エンジンパフォーマンスを高い効率で引き出す。奇数段と偶数段という2つの独立したギアとクラッチを備えるので、例えば奇数段ギアが選ばれているときは次の偶数段ギアが待機状態になるため、シフト操作を行うと俊敏に次のギアにつながる。パドルシフトは瞬時のシフトチェンジを実現する。ステアリングから手を離すことなく操作でき、マニュアルモードでのギアチェンジのダイレクト感は、走りの歓びを与えてくれる。ルノー・スポールのレースで培った技術が味わえる瞬間だ。坂道発進時に安心なヒルスタートアシストも付いており、快適さとスポーティさを両立した運転の楽しさを味わえる。

CHASSIS / SUSPENSION
/ BRAKE

より高いロードホールディング性能へ

あなたの要求に確実に応えるシャシー

あなたの要求に確実に応えるシャシー

〈シャシーカップ〉ルーテシア R.S. シャシーカップ

サーキットから日常のスポーツドライビングまでを幅広くこなす、高い次元の運動性能を目指して開発されたシャシーカップ。パフォーマンスと安定性を両立したシャシーである。

〈シャシートロフィー〉 ルーテシア R.S. トロフィー

シャシーカップより前部を20mm、後部を10mm下げたシャシーで、サーキット走行を想定して開発された高い安定性のある構造となっている。路面からのフィードバックをダイレクトにドライバーまで伝える低重心シャシーである。

軽量でありながら高い剛性のサスペンション

フロントサスペンションは、各部剛性の最適化を図ることで、ユニット全体の軽量化と高剛性を両立したマクファーソンストラットを採用。さらにダンパーはHCCで、快適な乗り心地とコーナーでのロードホールディングを高い次元で両立。リアサスペンションに採用したアンチロールバーは、前モデル(3世代目ルーテシア R.S.)より10%も硬めの仕様となっている。

ルノー・スポールの名に相応しいブレーキ性能

ブレーキは、フロントディスクに320mm、リアには260mmディスクを採用。ハイパフォーマンスな走りに対応する強力な制動力と耐フェード性が、ペダル操作で迅速かつ強力に呼応する。

HCC(ハイドロリック コンプレッション コントロール)

HCC(ハイドロリック コンプレッション コントロール)

ルーテシア R.S. は、さまざまな路面状況においてつねに最適なグリップと快適な乗り心地を両立。これは、フロントサスペンションに採用したHCC(ハイドロリック コンプレッション コントロール)が大きく貢献している。HCCは、メインダンパーのハウジング内部にセカンダリーダンパーを組み込み、バンプストップラバーの機能を持たせることにより最適な減衰力を確保。この機構にはルノー・スポールがラリーカーで蓄積したノウハウが注ぎ込まれている。HCCは、路面からの大きな入力時の余裕がさらに確保され、グリップ限界を拡大すると同時に、セカンダリーダンパーはラバーと異なり反力を発生しないため、サスペンションのよりリニアな制御を容易にし、乗り心地の向上に大きな役割を果たしている。また、タイヤの負荷変動が抑制されるため、軽快なハンドリングにも寄与する。

R.S. デフ(電子制御ディファレンシャル)

R.S. デフ(電子制御ディファレンシャル)

ルノー・スポールが特許を有するR.S.デフ(電子制御ディファレンシャル)は、ルーテシア R.S.の加速性能と強力なコーナリングフォースを発生させる。また、アンダーステア(コーナリング時に前輪が横滑りする状況)の発生を抑制する。R.S.デフは、前輪(駆動輪)左右間の回転速度の違いを常にモニターし、大きな速度差が生まれトラクションが中断しそうになる方の車輪にブレーキをわずかに効かせ、エンジントルクを減じることなくグリップを確保する。これは、ESC(横滑り防止装置)が作動する前に介入するため、突然のトルク制御によってドライバーが不満を募らせることもなくなる。R.S.デフは極めてスムーズに作動し、ドライバーは、それが働いていることに気付くことなく自然にスポーツドライビングを楽しめるのだ。

INNOVATIVE TECHNOLOGY LAUNCH CONTROL / R.S. DRIVE

RENAULT SPORT

サーキットパフォーマンスをあなたの手に

RENAULT SPORT TECHNOLOGY

115年以上に亘り、ルノーはモータースポーツに関わってきた。1898年12月、創設者ルイ・ルノーがパリ モンマルトルの険しい坂、ルピック通りを‘Type A Voiturette(小さなクルマAタイプ)’で走った時から歴史は始まった。彼が作ったクルマは画期的なものであった。2ストロークエンジンで産み出されたパワーは、ドライブシャフトを通して後輪を駆動し、前進3 段と後退のトランスミッションを備えていた。ルイ・ルノーはエンジニアである前に、レーサーであった。彼が創業したルノーは積極的にさまざまなレースに挑戦した。1902年パリ-ウイーン間のレースに参戦しクラス優勝、1906年ル・マンで開催された世界初のグランプリを制覇するなど、技術の研鑽と成果を積み重ねた。そして、ついにモータースポーツの最高峰フォーミュラ1®に参戦したルノーは、1977年に初のターボチャージャーカーを導入した。1992年、ウィリアムズのエンジンパートナーとしてチャンピオンシップを獲得。そのマシンはその時代を代表する、技術的に最も高度なクルマのひとつであった。現在ではターボチャージャーはハイパフォーマンスカー、量産のロードカーにも搭載される技術となっている。2007年から2013年にかけて、V8時代の最も成功したエンジンサプライヤーとして、4つの連続タイトルを獲得。コンストラクターズタイトルは12回、ドライバーズタイトルは11回。パートナー、エンジンサプライヤー、チームオーナー、立場は変わっても常にモータースポーツに忠実に情熱を注ぎこみ続けた自負がある。今、我々はもっと飢えている。過去の成功に敬意を払うだけではなく、未来に向かって積極的な目標を設定した。目前のレースに勝利することはもちろんだが、長期に亘って勝利することが重要であると。フォーミュラ1®は、ルノーがパフォーマンスと技術開発を強化する場所のひとつである。世界中に多くの視聴者を抱え、5つの大陸でファンを持つ市場は、技術力とブランドをアピールする機会として、その成長の可能性は大きいと考えている。

*2018年3月現在。

ルノー・スポールは、モータースポーツ活動を行う「ルノー・スポール レーシング」と、市販スポーツモデルの開発を行う「ルノー・スポール カーズ」の2部門が、密に連携し合いながら活動している。

ジェローム・ストール〈ルノー・スポール レーシング代表〉は語る。
2016年から新たに始まったフォーミュラ1®でのチャレンジは、堅実で十分に考慮されたものであり、ルノーに長期的な利益をもたらすと確信している。世界有数のメーカーとのダイナミックな競争。極限のサーキットでの新しいイノベーション。モータースポーツ活動を通して、空力・ドライバーズレスポンス・サスペンションの向上など、レースの領域を超えて活用できる知見を蓄積できる機会だ。フォーミュラE®、ルノー・スポール R.S.01 トロフィー、クリオ R3T、ラリーレイド、クリオカップを含むワンメークシリーズなど、今後も様々なレースに積極的に参画し、ルノーのチャレンジスピリットを直に感じる場を増やしていきたい。

パトリス・ラッティ〈ルノー・スポール カーズ代表〉は語る。
ルノー・スポールではモータースポーツのために開発された技術をレースで適応させるだけでなく、その作業方法とプロセスを重視する。インスピレーションを得たこと、フォーミュラ1®の空気力学、技術の積み重ねがルーテシア R.S.の開発に大きく貢献した。ルーテシア R.S.を始めとするルノー・スポールモデルは、量販車でありながらレーシングカーとの橋渡しを担う存在である。例えば、メガーヌ R.S.トロフィーがニュルブルクリンク北コースにおいてFF車最速の記録に挑戦したが、それは、モータースポーツから得たノウハウだけではなく、ベース車のメガーヌにレーシングスピリットが息づいているからなのだ。新たなカテゴリー、フォーミュラE®への参戦についても、将来量販車に大きな恩恵をもたらすことは間違いない。

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