ルーテシア ルノー・スポールは、さまざま路面状況においてつねに最適なグリップと快適な乗り心地を両立。これは、フロントサスペンションに採用したHCC(ハイドロリック コンプレッション コントロール)が大きく貢献している。HCCは、メインダンパーのハウジング内部にセカンダリーダンパーを組み込み、バンプストップラバーの機能を持たせることにより最適な減衰力を確保。この機構にはルノー・スポールがラリーカーで蓄積したノウハウが注ぎ込まれている。HCC は、路面からの大きな入力時の余裕がさらに確保され、グリップ限界を拡大すると同時に、セカンダリーダンパーはラバーと異なり反力を発生しないため、サスペンションのよりリニアな制御を容易にし、乗り心地の向上に大きな役割を果たしている。また、タイヤの負荷変動が抑制されるため、軽快なハンドリングにも寄与する。