2016.10.13

RENAULT PRESSE #57  What’s New:ハイパフォーマンスと実用性を両立 ルノー・スポールより新型 メガーヌR.S. 273がデビュー

  • RENAULT PRESSE #057, OCT, 2016 Words=Tatsuya Otani
  • ハイパフォーマンスと実用性を両立 ルノー・スポールより新型 メガーヌR.S. 273がデビュー
    ニュルブルクリンクで「量産FF車最速記録」を3度樹立したメガーヌR.S.。
  • その圧倒的なパフォーマンスを受け継ぎながら、日常的な快適性や実用性にも配慮した 新型メガーヌR.S. 273が登場!
  • 2014年6月現在
  •  ルノー ファンの皆さん、ボンジュール! 紅葉が深まってきましたが、秋のドライブを楽しんでいますか? 今日はルノー・スポールより新たに発売となった、新型「メガーヌ R.S. 273」をご紹介します。
     そもそも、ルノー・スポールが設立されたのは今から40年前の1976年。それ以前からラリーをはじめとするモータースポーツ活動で協力関係にあった「アルピーヌ」をルノーに組み入れる形でのスタートでした。


  • ルーテシア R.S.も、サーキットから日常走行までこなせるハイパフォーマンスを秘めている。


  • 2014年6月、メガーヌ R.S.トロフィーRにてニュルブルクリンクにおける当時の量産FF車最速ラップを記録。

  •  1977年のF1参戦、そして優勝など、モータースポーツで華々しい成果を挙げる一方で、「ルノー 5(サンク)ターボ」など市販モデルもリリースしていました。そのルノー・スポールがR.S.モデルをブランド化したのは2000年のことでした。「RENAULT SPORT」というバッジを統一して付けるようになり、同時にそれまでよりも幅広く、「ルノー メガーヌ」「ルノー ルーテシア」をベースとしたエボリューションモデルを幅広くラインアップするようになりました。
     公道を走るスポーツモデルのコンセプトは昔から一貫しています。ベースモデルのイメージを残しながら、走りのパフォーマンスを高めるためのクラフトマンシップを余すことなく注ぎ込み、あらゆる路面を高いセーフティマージンでスポーツ性能を楽しめることが、ルノー・スポールのクルマづくりなのです。

    •  そんな歴史とエスプリを持つルノー・スポールから2016年10月5日、さらなる進化を遂げたメガーヌ R.S. 273が発売となりました。
       全周20km以上、高低差300m、コーナーの数は170を越え、「グリーンヘル(緑の地獄)」の名で数多くのレーシングドライバーに恐れられてきたニュルブルクリンク北コース。量産スポーツモデルの開発でも聖地とされるこのサーキットで、これまでメガーヌ R.S.は「量産FF車最速記録」を3度打ち立ててきました。
       最初にあたる2008年の記録は8分17秒。2011年には8分7秒をマークし、2014年には、限定モデルの“メガーヌR.S.
      トロフィーR”でニュルブルクリンクに挑戦。最高出力273psのエンジンを積み、100kgもの軽量化を果たしたモデルは初めて8分を切る7分54秒をマークし、目標としていた3度目の記録樹立を成し遂げたのでした。
       わずか6年間でニュルブルクリンクのラップタイムを20秒以上も短縮できたのは、ベースとなるメガーヌR.S.の進化もさることながら、そのポテンシャルをフルに引き出す限定モデルならではのチューンナップが威力を発揮していたといえます。一方、ギリギリの性能を引き出すなかで快適性や実用性の両立も追求し、メガーヌR.S.の走りを日常でも楽しみたいと願うファンの期待に応えています。


    • メガーヌ R.S. 273のフロントスタイルは、ダイナミックで気品漂うデザイン。


  • 新たなエクステリアカラーとしてルージュ フラム M、グリ チタニアム Mが加わり、5色のラインアップに。

  •  今回発売された新型メガーヌR.S. 273は、まずカタログモデルのエンジンが従来の265psからトロフィーRと同じ273psにパワーアップ。ニュルブルクリンクで7分54秒を記録したのと同じスペックのエンジンがカタログモデルに搭載されるのは、これが初めてのことです。にもかかわらず、充実の装備はそのままに価格を399万円※とし、圧倒的なコストパフォーマンスのモデルに仕上げました。

     さらに、カタログモデルの最高出力が273psに向上したことを記念して、限定モデル「メガーヌ R.S. 273 トロフィーS〈LHD〉」を限定50台で発売しました。
     メガーヌ R.S. 273 トロフィー S〈LHD〉で注目していただきたいのは左ハンドル仕様とした点です。以前のトロフィーSは右ハンドルだったので、最新のトロフィーS〈LHD〉ではフランス本国の仕様に近いメガーヌR.S.の乗り味をお楽しみいただけます。


  • フランス本国仕様に近いハイパフォーマンスと快適性・実用性の限定車、メガーヌ R.S. 273 トロフィー S〈LHD〉。


  • 限定車には左ハンドルが導入された。

  •  装備面では、レザー&アルカンタラコンビRECARO製バケットシートならびにリアシート、アルカンタラ巻きステアリング、標準タイプよりも4kg軽量なカーボンエンド付アクラポヴィッチ製チタンマフラーなどを装着していながら、価格は456万円※。ハイパフォーマンスと快適性・実用性を兼ね備えた、メガーヌ R.S.の誕生です。

    メーカー希望小売価格、消費税含む
    ジョン シリウスM、ブラン ナクレMは別途、塗装代がかかります


  • コクピットは設計思想、製造品質、装備一つひとつの使用感に至るまで、すべてが期待を裏切らない。


  • ヘッドレストに“RENAULT SPORT”ロゴの刺繍をあしらったレカロバケットシートは、スポーツドライビングに耐えうるホールド性と滑らかな手触りの上質感をもたらす。


※掲載情報は2016年10月時点のものです。

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