2018.02.23
RENAULT PRESSE #73 A Memorable Drive:吉田 寛さんw/Renault TWINGO GT
吉田 寛さん w/Renault TWINGO GT
愛知県知多市にある新舞子マリンパーク。ゆっくりと羽を回している大きな風車は、この公園のシンボルにあたる存在だ。そんな新舞子マリンパークのランドマークがよく見える位置に愛車の「ルノー トゥインゴ GT」を停めたのは吉田寛さん。トゥインゴ GTを含め、これまでに合計4台のルノー車に乗ってきた大のルノーファンである。
「実はトゥインゴ GTの前の3台はすべて『ルーテシアR.S.』に乗ってきたんです」
ここで吉田さんのルーテシアR.S.歴を紹介しよう。吉田さんが最初に購入したのは2002年に50台限定で発売されたルーテシアR.S. V6。絶妙にモディファイされたエクステリアに一目惚れし、そこではじめてルノーも認識したという。2台目は鮮やかなグリーンが目を引くルーテシア R.S.。このベール アリオン Mカラーは3代目ルーテシア R.S.にのみ採用された貴重なものであり、吉田さんとしても一番のフェイバリットカラーだった。
「オプションで購入したリアスポイラーをベール アリオン Mに塗装したくてお願いしたのですが、再現できなかったんですよね。ルノー車のエクステリアカラーの独自性を学んだという意味でも思い出のクルマです」
続いて3台目はルーテシアR.S. ジョン プレミアムだ。現在の勤務先が名古屋市内からみよし市内に移転したことで、吉田さんの通勤距離が長くなった。それに伴って道中のシフトチェンジの頻度を考慮して、これまでの5速MT一筋から6速EDCへの変更を決心。トランスミッションを変えても譲れなかったのは、スポーツモデルであることだった。
「やっぱり走りの要素を楽しみたかったから、スポーツモデルにこだわりました」
そして、4台目が現在の愛車、トゥインゴ GTである。購入のきっかけは吉田さんが勤務先の近くに引っ越したこと。その直後にトゥインゴ GTが発売され、久しぶりにMT車を運転したい欲求とタイミングが重なったのだった。
「オレンジのエクステリアカラーに黒いサイドラインのデザインが洒落ていますよね。トゥインゴ GTはルノー・スポールが開発を手がけているモデルですが、そのフィーリングはよく伝わってきます。一番わかりやすいのは、アクセルをグッと踏み込んだときに背中を押される感覚があるんです。これにはいつも驚かされています。小回り性能はルーテシアR.S.よりも圧倒的にトゥインゴ GTのほうが優れていますし、そもそもRRで5速MTという組み合わせがユニークで珍しい。さらにルノーのファンになりました」
購入後の月日が浅いということで、トゥインゴ GTの走行距離はまだ800kmを超えたばかり。自宅の周辺と通勤路を楽しむ程度で県外にも行けていないという吉田さんにとって、トゥインゴ GTとのドライブの思い出はこれから作られていくけれども、ひとつ気になることを訊いてみた。それはこれまで乗ってきたクルマが、真っ青・緑・黄色・オレンジと、すべてビビッドなカラーリングであることだ。
「僕は自己主張の強いクルマが好きなんです。それを言い換えると、カラーリングということですね。ルノーにはそういう個性がはっきりとしたクルマが多い。ルノーから新しいスポーツタイプのモデルが発売されると聞くと、いつも何色なのかを楽しみにしています」
ちなみに、取材当日の吉田さんの服装はネイビーのダッフルコートとマスタードカラーのストレートパンツ。なるほど、と納得させられるファッションだった。
会社員
愛知県在住。現在の愛車であるトゥインゴ GTを含め、合計4台のルノー車に乗ってきた生粋のルノーファン。趣味は釣り。
※掲載情報は2018年2月時点のものです。