2016.05.16
RENAULT PRESSE TROISIÈME PARUTION MAI 2016 COLLABORATION:ファッションとデザインの合同展示会にルノーカングーが出展
RENAULT PRESSE TROISIÈME PARUTION, MAY, 2016
ファッション、インテリア、アートなど生活と文化にかかわる分野でさまざまな事業を展開しているアッシュ・ペー・フランスでは、ファッションとデザインの合同展示会roomsを2000年より年2回開催している。
roomsは国内外の出展ブランド500以上、来場者2万人を誇る世界有数の展示会。最大の特徴は、シーズン毎に打ち出すコンセプトを軸に、会場デザインや展示企画、広告などのビジュアルイメージを常に一新するというクリエイティブの追求。そのときのシーズンコンセプトが次世代のトレンドを生み出すこともあるという。ちなみに32回目を迎えた今回のコンセプトは「GALAPAGOS(ガラパゴス)」。日本で独自の進化を遂げたガラパゴスケータイからインスピレーションを得て、海外から見ると実は普通ではない“日本のスタンダード”を発信していくというメッセージが込められている。
roomsのもうひとつの特徴は多彩なエリアにおいての特化性にある。会場となった国立代々木競技場第一体育館をファッションを中心に、プロダクト、インテリア、アート、エシカル、地場産業など個性的なコンセプトでカテゴライズ。それぞれのエリアにはディレクターが存在し、出展ブランドのプロデュースやサポートを手がけている。また通常の展示以外にも、アーティストのインスタレーションやコミュニケーションパーティなどの企画も充実している。今回はコンセプトの「GALAPAGOS」の象徴として、大量のガラケー(ガラパゴス携帯)をエントランスの天井から吊るという大胆な展示を行った。
rooms32シーズンビジュアル。
会場入口にはたくさんのガラパゴス携帯を展示。
そんな合同展示会の枠を越えた展示会にルノー・ジャポンも参加。エントランスからすぐのPRESENTATION AREAにジョン アグリュム(イエロー)の「ルノー カングー」とタンタシオン ヴィオレ(パープル)の限定車「ルノー カングー アクティフ ペイザージュ」を展示。イエローを女性、パープルを男性と見立て、 rooms というファッションパーティにルノーがやって来たことをイメージし、エクステリアとインテリアの随所にはroomsのクリエイティブチームによる豪華絢爛なフラワーアレンジメントが施された。フランスではフラワーショップをはじめ、代表的な商用車として愛されているカングー。同じフランスというキーワードを持つ者同士のコラボレーションは、そのイメージを洗練させるものとなった。
「私たちがカングーを選んだ理由は、その機能性とデザインからファッション、ライフスタイルとの相性が良く、出展者、来場者を含めて「そこ(rooms)にあるべき理由」とリアルなシーンがイメージできるからです」
伝統工芸の職人によるデモンストレーション。
大胆なフラワーアレンジメントが施されたカングー。
カングーの出展理由とその魅力を語るのは、roomsのPRESENTATION AREAを担当する山本継介さん。ポップな色使いとキュートなフォルムといった強烈な個性だけでなく、荷物をたくさん載せられる高いユーティリティを備えることから、カングーはアクティブなライフスタイルを送る人に魅力的なクルマであり、roomsとの親和性も高いと結んでくれた。なおPRESENTATION AREAに自動車メーカーが出展したのはrooms史上はじめての試み。roomsにとっては新たな展示モデルケースとなり、ルノー・ジャポンにとっては国内外の出展者、世界各国のバイヤー、ジャーナリストと出会うコミュニティの場となった。この個性がぶつかり合い、五感を刺激する部屋(rooms)での出会いから、将来のコラボレーションに発展するかもしれない。
個性的なエリアを織りなす500以上の出展ブランド。
※掲載情報は2016年5月時点のものです。