2019.02.14
RENAULT PRESSE #85 NEW ARRIVAL:パリジェンヌをイメージしたオシャレなトゥインゴ。
パリジェンヌをイメージした
オシャレなトゥインゴ。
ルノーファンの皆さん、ボンジュール! 平成も残りわずかとなり、ドライブにうってつけの春まであと少しですね。さて、今回はトゥインゴの限定車「ルノー トゥインゴ ラ・パリジェンヌ(La Parisienne)」をご紹介させてください。
ラ・パリジェンヌの名前に「聞いたことがある…」とお思いの皆さんも多いでしょう。そうです、トゥインゴ ラ・パリジェンヌは約1年前に限定発売され、おかげさまで好評のうちに完売いたしました。そこで、今回は皆さんのご要望にお応えする第2弾ということになります。
あらためてご紹介させていただきますが、トゥインゴ ラ・パリジェンヌはもともとフランス本国で企画開発されて、フランスでは期間限定で販売された特別なトゥインゴです。
もっとも、ラ・パリジェンヌの原点は今から50年以上前の1963年にまでさかのぼります。当時のフランスのベストセラーだった「ルノー 4(キャトル)」をベースにして雑誌『ELLE』とのコラボレーションで誕生した特別仕様車に、ラ・パリジェンヌの名が冠されました。そのキャトルがいわば「初代ラ・パリジェンヌ」です。そのボルドーカラーのボディに籐カゴ柄、そしてブラックのボディにギンガムチェック…というコーディネートは、まさに当時のパリの先端ファッションでした。
トゥインゴのラ・パリジェンヌはキャトル時代のラ・パリジェンヌをイメージしてはいますが、昔を再現しただけの復刻版ではありません。トゥインゴ ラ・パリジェンヌのボディカラーは専用のヴェール ピスタッシュ。すなわち今も大流行中のピスタチオの緑色で、そこにブラック基調のタータンチェック柄をインテリアやボディサイドステッカー、キャンバストップにあしらっています。
つまり、このクルマが初代ラ・パリジェンヌであるキャトルから受け継いだのは、具体的なカラーやデザインのモチーフではなく、「パリのような街でイキイキと生きる女性に似合う」というコンセプトそのものなのです。カラーやデザインは時代ごとに変化しても、最新のトゥインゴでもサイドの“La Parisienne”のロゴ書体だけはキャトル当時のそれと同じものを使っています。これもラ・パリジェンヌに込めた心意気=エスプリだけは今も昔も変わらないからです。
ボディの両サイドにはラ・パリジェンヌのロゴをレイアウト。
ルノー 4(キャトル) ラ・パリジェンヌと同じ書体を採用している。
シート表革のファブリック部分も専用のタータンチェックでドレスアップ。
ブラック調のインテリアと共にモードな雰囲気に。
ノーマルボディを170台、キャンバストップを30台の計200台をご用意した今回のトゥインゴ ラ・パリジェンヌですが、すでにご紹介したボディカラーやタータンチェックなどのカラーやモチーフは前回と変わりません。また、専用16インチアルミホイール、そしてダッシュボードカラーやエアコンフィニッシャーにもヴェール ピスタッシュをあしらうのも第1弾と共通するラ・パリジェンヌならではのデザインです。
ダッシュボード、エアコンフィニッシャーやインテリアも、ヴェール ピスタッシュでコーディネート。
ただ、今回のトゥインゴ ラ・パリジェンヌでひとつだけ前回と変わった部分があります。それは第1弾のエクステリアに採用されていたフェンダーモールとサイドスカートが、今回は省かれていることです。これによって街の喧騒に似合う小粋なスモールカーらしさが強調されたと思いますが、これはフランス本国のラ・パリジェンヌと同じ仕様となります。
第1弾で採用されたエクステリアのホイールアーチとサイドシルのモールを省き、フランスのラ・パリジェンヌと共通仕様に。
そんなトゥインゴ ラ・パリジェンヌにはこれらの独自デザインに加えて、前回同様にレザー調シート表皮とシートヒーター、そして通常のトゥインゴには設定のないLDW(車線逸脱警報)が標準装備されます。価格も前回同様にノーマルルーフ 2,040,000円*、キャンバストップ 2,160,000円*となります。ぜひ、お近くのルノーディーラーに足を運んで、トゥインゴの故郷、パリの雰囲気を味わってみてください。
*メーカー希望小売価格、消費税含む
※掲載情報は2019年2月時点のものです。