2016.04.15
RENAULT PRESSE #52 A Memorable Drive:丹 宇響さん w/Renault KANGOO ZEN 6MT
2015年11月に購入した愛車の「ルノー カングー ゼン 6MT」のそばに立つのは、奈良市内でスポーツバイク専門店「バイシクルカラー」を経営する丹宇響さん。後ろに佇むログハウスが印象的な「カントリーカフェ・ハーブクラブ」は、奈良県のサイクリストたちに縁深い場所だという。
「カフェ利用だけでも満足できるお店だけど、『自転車道の駅』という顔もあって、専用の自転車ラックに自転車を格納できたり、メンテナンス用具を無料レンタルできたりするんです。標高500メートルくらいの場所にあって、かつアップダウンの激しい山道を走るのはかなりカロリーを消費するので、よくホットチョコレートとハチミツトーストをオーダーしますね。地下水を無料で飲めるのもありがたいです」。
毎年必ず1回は走るロードバイクでの琵琶湖一周。
現地まではカングーにロードバイクを積んで向かう。
経営しているスポーツバイク専門店「バイシクルカラー」。
秋には東大阪にもオープン。カングーにバイクを沢山積む機会が多く、荷室が広いカングーは心強い。
根っからの自転車好きの丹さんがカングーを購入するきっかけには、やはり自転車が大きく関わっていた。
「休日は自転車を積んでどこかに走りに行くことが多いので、自転車を含めて荷物を沢山積めること、マウンテンバイクを積んで山の中に入っていける車体のサイズ感も譲れませんでした。県外に走りに行くことも少なくないので、長距離移動に疲れない乗り心地のよさもポイントでしたね」。
サイクリストにとって自転車は家族の次に大事なパートナーといっても過言ではない。愛車をクルマに積むには出来れば横に寝かさず縦に立たせたまま積みたい。それが自転車を愛する人たちの本音だ。高さがある室内が広いクルマという条件から、候補はワンボックスカーとカングーに絞られたが、街中で見かける雰囲気のクルマは選びたくない。気持ちは高まったままルノー・ディーラーを訪れ、試乗もせずにカングー ゼン 6MTを即日購入した。MT車を選んだのは自転車と同じ感覚でギアチェンジを楽しみたかったからだ。
「仲間と走りに行くことがほとんどなので、自転車は2、3台積むことが多いですね。今のところ最大5台までOKでした。レースイベントになると、自転車とウェア以外にトレーニング用具や洗車道具も必要になるので、ラクラク積めるカングーは本当に心強いです」。
マウンテンバイクを積んで矢田山へよく行く。
車内が広いので、大きなマウンテンバイクも余裕をもって積み込める。
ドライブは、季節によって景色の変化を大きく感じる田舎道が多いという。写真はロードバイクでもよく走りに行く柳生。
これまで乗ってきたクルマよりもアイポイントが異なるということで、少しだけ運転が気がかりだった。ところが、コーナーや峠道でも足回りは粘り強く、見た目の雰囲気からは想像できないくらいに安定して走る。長距離運転も絶妙なフィット感のシートのおかげで、ずっと座っていても苦にならない。アイポイントが高いクルマは運転しやすいことがわかり、助手席に座る奥さんからは、窓が広くて眺めがいいことと室内の開放感が好評だという。
「妻はそこまでアウトドア派ではないので、どう夫婦の折り合いをつけてドライブを楽しむかは悩みますね(笑)。僕としては、自宅から30〜40分の距離にある『矢田山遊びの森』に月2回ほど行きます。マウンテンバイクで走れるハイキングルートがあって、他府県の自転車乗りも多いメジャースポットだけど、ハイカーと自転車乗りが共存できる数少ない場所なんです。いずれはキャンプ道具も積んで休日を過ごしたいですね。淡路島、しまなみ街道、あとは長野県。夏のスキー場で自転車を抱えたままリフトに乗って、そのまま下ってくるのが最高に気持ちいいんです。関西からクルマで4、5時間かかるけど、カングーの長距離移動に期待しています」。
ドライブの途中、田舎の細い道にもふらっと入る事も多い。
カングーは、田舎の風景にも自然と溶け込むので気に入っている。
カングーは窓が広いため、助手席に座っている奥様からもドライブが楽しいと好評だそう。
カングーではまだ冬を経験したばかり。景色が緑でいっぱいになるこれからは、もっと自転車とともにドライブの思い出が増えていくに違いない。
奈良市にてスポーツバイク専門店「バイシクルカラー」を経営する。最近は自転車好きが興じて、なんとトライアスロンに挑戦中。根っからのアウトドアスポーツファン。
※掲載情報は2016年4月時点のものです。