2016.11.18
RENAULT PRESSE #58 A Memorable Drive:大島 芳彦さんw/Renault MEGANE ESTATE GT 220
建築家の大島芳彦さんの愛車は「ルノー メガーヌ エステート GT 220」だ。大島さんは企画・設計監修を担当した、『リノベーション賃貸住宅ホシノタニ団地』が、2016年度グッドデザイン賞においてグッドデザイン・ベスト100を受賞。さらに大賞候補6作品に選出されるなど、建築家として多忙の日々を極めている。 「以前は4駆のコンパクトカーに乗っていましたが、二人の子どもが大きくなってきたことと高齢になった両親のサポートを考えて、大きなクルマが必要になってきたんです。ただ、僕も妻もMTじゃなきゃ嫌で、欲しかったのは程よい大きさのファミリーカーとして実用的なクルマ。そうなると、選択肢がかなり絞られますよね」 普段は妻、府子さんが子どもたちの送迎のために運転することがほとんど。大島さんが運転するのは決まって家族で移動するときだという。実用的なMT車探し。その条件にマッチしたのがメガーヌ エステート GT 220だった。
「運転が楽しいクルマと長距離運転に疲れないクルマは別モノだと思いますが、メガーヌ エステート GT 220はその二つの要素を兼ね備えていたんです。デザインも独特で、ほとんどの欧州車が日本車と似たり寄ったりなデザインになっている印象を受ける中、メガーヌ エステート GT 220のシェイプは筋肉質で屈強。実用性とスポーティーさ、デザイン性のバランス感が絶妙でした。荷物の積載も問題ありませんし、ルーフトップにロードバイクを載せられるのも心強いです」
越後妻有で開催された「大地の芸術祭」をめぐる旅へ。自然を感じながらアート作品を鑑賞。
芸術祭の開催エリア、新潟県十日町市にて。絶景スポットとして知られる星峠の棚田。
クルマ好きの大島さんが大事にしていること。それは、クルマに備わっているモビリティ(移動性)だ。
「クルマは体の一部ですね。思い立ったときに、いつでもどこにでも行ける。クルマで移動することによって生まれるコミュニケーションも好きですね。車内の会話はもちろん、それだけでなく、同じクルマに乗っていると、移動先で同じような価値観の人が寄ってきて、クルマがきっかけで会話が生まれたりするじゃないですか。なので、自分のプレゼンテーションにもなっているなと」
貴重な長期休みが取れると、大島ファミリーは蓼科にある別荘で一家団らんの時間を過ごすことが多い。大島さんは幼少期からこの場所に通い続けているという。
「蓼科にはスキーのために冬にも来ます。MT車でここまで来ると、ミッションとクラッチを操る行為から一緒にやって来た感じがするんです。学生時代からクルマやバイクで日本全国を旅してきましたが、その感覚は歴代乗ってきたクルマの中でもメガーヌ エステート GT 220が随一ですね。改めて思うのは、僕も妻も高級車や速さに特化したクルマが欲しいわけじゃないということ。MT車にこだわり続けて、変わらずカーナビも付けずに、いつか東北までドライブしてみたい。東北は山並みが険しすぎず、里山風景が広がっていて、その中に歴史が点在している。そのバランスが最高なんです」
宿泊先は展示作品でもある「脱皮する家」に宿泊。子どもたちは自然風景のお絵描きに夢中。
記念すべき納車の日。大島さんとメガーヌ エステート GT 220の日々が始まった。
クルマ選びは人それぞれ。さまざまなポイントがある。大島さんの場合は、自分の生き方、ライフスタイルに合っているかどうかということ。実にシンプルで、深みのある理由だった。
株式会社ブルースタジオ専務取締役、株式会社リノベリング取締役。大規模団地再生プロジェクトから個人邸リノベーションまで手がける激務の日々の癒しは、家族とのかけがえのない時間。
※掲載情報は2016年11月時点のものです。