2018.05.25
RENAULT PRESSE #76 A Memorable Drive:田口 裕隆さん w/Renault KANGOO COULEUR
田口 裕隆さんw/Renault KANGOO COULEUR
桜が見頃を迎える3月下旬。花見客で賑わうさいたま市内の荒川彩湖公園に足を運んだのは田口裕隆さん家族だ。愛車の「ルノー カングー クルール」は昨年4月に購入したばかり。ブルー マルセイユMという特別なエクステリアカラーは、フランスの港町であるマルセイユから眺める地中海の青い海の色に着想を得たものだ。鮮やかなブルーは若々しい芝生のグリーンに劣らない存在感を放っている。
「以前のクルマは他メーカーのファミリーカーでしたが、その前の愛車はカングーだったんですよ。そもそも、またカングーに乗ることになったきっかけは、僕よりも妻によるところが大きいんです」
平日、裕隆さんは勤務先の会社まで電車で通勤している。妻・奈津子さんが3人の子どもたちの送迎や食材の買い出しなどにカングーを活用しているわけだが、なぜ再びカングーを買うことになったのだろうか。
「前のクルマは私には大きすぎて、ふと『カングーは乗りやすかった』と夫の前でこぼしてしまったんですね(苦笑)。それからカングーを探すことになって、最初は通常カラーの白がいいなと思ったけど、タイミングよくクルールが発売されることを知ったんです。100台限定だからどこにも在庫がなくて、一度は諦めかけましたが、運良く手に入って本当に嬉しかったですね」
休日は打って変わって、裕隆さんがカングー クルールの運転手になり、家族5人で出かける。これまでのドライブの思い出を聞いてみると、奈津子さんが目を輝かせながら語ってくれた。
「去年の夏に、主人抜きで私と子どもたち3人とカングーで車中泊しながら東北旅行に3週間出掛けたんです。その直前に主人も白馬で一緒に過ごしたのですが、仕事があるということで現地解散したんですね。それから私が運転して、新潟と猪苗代のキャンプ場、宮城、岩手、秋田、青森という行程でずっと旅してきました。青森で主人と合流したら秋田に戻って、海水浴して帰ってきたという感じですね」
裕隆さんは苦笑いを浮かべながら当時のことを振り返る。
「白馬で解散してからは自宅で一人暮らしになって、単身赴任の逆のような生活でした(笑)。会社がお盆休みに入ったら、新幹線で青森まで移動して秋田で合流したんです。メーターを確認すると、走行距離が約4,000kmになっていて、本当に驚かされましたね。僕は東北旅行に参加できなかったので、次男と京都までドライブしたんです。まずは伊良湖に一泊して、翌日はフェリーで津に移動。そのまま京都入りして一泊という感じ。もちろん両日とも車中泊ですよ」
ここまでアクティブなカングーユーザーはそういないだろう。奈津子さんは「どこまでも行きたいという気持ちにさせるくらい、カングーは乗り心地がいいんです」と続ける。その快適さの語りぶりからは、もはやカングーが生活空間の一部となっているようだ。
「私と子どもたちにとって、カングーはリビング。車中泊に慣れてしまって、車内に歯ブラシや日用品も収納していますから(笑)。夏には北海道まで行きたい。大洗からフェリーで苫小牧に渡って、ニセコを中心に滞在できたらなって」
まだ企画段階ではあるものの、裕隆さんは再び苦笑いを浮かべながら、夏休みのことをイメージする。
「今度は飛行機で帰って仕事に戻って。お盆休みに入ったら新千歳空港で合流するんでしょうね。カングーじゃなければ、こんなワクワクする発想は浮かばないですよ」
会社員、埼玉県在住。妻・奈津子さんと3人の子どもたちと暮らす。愛車のカングー クルールをアクティブに使いこなし、昨年夏は東北を舞台にロングドライブへ。今年はカングーとともに北海道に滞在する予定。
※掲載情報は2018年5月時点のものです。