2021.04.01
主役はアナタ! カングーをきっかけに広がる人のつながり
誕生以来20年以上に渡って多くの人々に愛されてきたカングーだけに、オーナーズイベントも日本各地で盛んに行われている。ここでは、その代表的な存在である「カングージャンボリー」と「カングーキャンプ」を紹介したい。ふたつのイベントに共通しているのは、あくまでカングーは脇役だということ。主役はオーナーなのだ。
2009年にスタートしたカングージャンボリー。最初はテントもステージもなく、ただ駐車場にカングーが集まるというささやかなものだった。しかし回を重ねるごとに集まる台数が増え、2019年には1714台ものカングーが参加するという巨大イベントに(2020年はコロナ禍によりオンラインでの開催)。クルマのイベントとして珍しいのは、家族も同伴者もみんなが楽しめるという点。そして来る時間も帰る時間も自由。このユル~い雰囲気こそが最大の魅力なのだ。
メインステージ上ではトークショー、ライブやパフォーマンス、新型モデルの発表、テレビ収録、ジャンケン大会など様々なプログラムがてんこ盛り。
フリーマーケットもカングージャンボリーの魅力のひとつ。カングーにまつわるものから、趣向を凝らしたアイデアグッズまで、見ているだけで楽しい。
参加者が自由に楽しめるのもカングージャンボリーならでは。ステージのプログラムなどお構いなしに、ひたすらのんびりと時間を過ごしている参加者も多い。
カングーとアウトドアの親和性の高さは説明不要だろう。広いカーゴスペースと、長距離を走り続けても疲れない走りの良さは、多くのアウトドア愛好家を虜にしてきた。そんなカングーを愛するキャンパーたちが集まるイベントがカングーキャンプだ。大型テントを張ってバーベキューにもこだわる本格派から、ただただリラックスしたいのんびり派、そしてワーケーションを実践する達人まで、スタイルを問わないのはやはりカングー流と言うほかない。
薪にこだわる本格派キャンパー。大型テントも余裕で収納できるカングーだけれど、背高ボディを活かしてカーサイドテントを張るのもアリ。
オーナーの様々なアイデアが発見できるのもカングーキャンプの魅力。こちらは荷室が二段構造になっていて、下に荷物、上がくつろぎのスペースに。